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自社の周年記念まで残り一年しかなく諦めている、急に周年記念誌・社史の制作が決まってどこから着手したらいいか分からない、そんなお悩みや不安を抱えている担当者の方も多くいらっしゃると思います。
「そもそも日数的に間に合わないのでは?」「とにかく困った…」「手っ取り早く方法を教えて!」といった担当者のお悩み・不安をアイワットなら解決できます。
この記事では社史・記念誌を一年でスピーディーに、効率良く完成させるポイントについて解説します。
まずは制作プロセスの全体像をつかみましょう。後工程の準備がしやすくなり、全体の作業時間についても融通が利くなどのメリットがあります。詳しくは後述しますが、大まかには次の4つのプロセスです。
社史を短期間で制作する場合、早期の計画化や効率の良い作業が成功の鍵です。
担当者に任命されたら、下記のタスクから取り組みを開始します。
記念式典、社員旅行、周年サイトといった自社の周年プロジェクトが並行して進んでいる場合は、社史の内容や制作スケジュールとの連動が必要になってくるかもしれないので、その進捗を確認します。
「何のためにつくるのか」という目的と、「誰に向けてつくるのか」というターゲットを確認します。例えば、社員の士気向上を図る、ステークホルダーに感謝の意を示す、市場にブランドイメージを伝えるといったことです。「目的」と「ターゲット」を曖昧なまま制作を進めると、社史の企画コンテンツやデザインの方向性が定まりません。
社史・記念誌の目的について
目的とターゲットを考えながら、他社の社史・記念誌を見てみることをお薦めします。他社のデザインを見ることで、これから制作しようとしている社史・記念誌の仕上がりのイメージが湧いてきます。
社史・記念誌の事例
社史に掲載する、企業の歴史・重要なトピックス・経営に関する資料、社内文書、写真などの資料を洗い出します。貴重な証言やエピソードを集めるための関係者への取材も考えておきましょう。
これらの実作業(タスク)についてはお客様と協力しながらアイワットもサポートします。
アイワットがトータルサポートします!
社史・記念誌を一年で制作する場合は、3カ月毎に4つのフェーズに分割すると、全体のプロセスが把握しやすいです。実際には各フェーズが入り組むように進行しますが、節目節目にしっかりと進捗確認を行うことで、制作を円滑に進めることができます。
下記図は、アイワットが社史・記念誌を制作する場合の全体プロセスを図式化したものになります。
概要
企画のフェーズでは、社史の企画内容を決定づける「目的」と「ターゲット」の確認を含め、お客様の期待や思いなどをヒアリングでしっかり汲み取ります。アイワットでは、繰り返しのヒアリングによって、経営の転換点をメイン企画にする、重要な事業・技術や人物にフォーカスするなど、それぞれのお客様に合わせたコンテンツを提案しています。
同時に、取材・撮影などを含めた納品までの全体のスケジュールを作成します。ビジュアル重視の社史なら、撮影の日程を多めにしたり、歴史的なエピソードを核にするなら、経営者への取材にウエイトを置いたりするなど、企画内容を反映したスケジュールが必要です。
次に、社史・記念誌に掲載する情報・資料の収集を開始します。必要な情報・資料を早期にリストアップするなどして、効率良く、漏れなく、集めるノウハウが必要です。集める資料としては、企業の歴史に関する公式な記録、経営方針・主要なプロジェクトや製品・業績の変遷などの経営資料、報告書、社内報、写真、動画などです。また、資料が不足している場合は関係者へのインタビュー(取材)のみで仕上げていくことも可能です。創業者、経営者、OB社員、顧客、パートナーなど、企業の歴史に深く関わった人物にインタビューを計画し、実施していきます。
社史・記念誌制作のスタートである「目的」「ターゲット」の確認から、ゴールである「仕上がりのイメージ」まで。アイワットは、この2つを常に最短距離のロードマップで結び、お客様の社史・記念誌を短期間で完成へと導きます。
概要
取材・撮影・ライティングのフェーズでは、企業の歴史、施設・製品、重要な人物などについての原稿や写真をインタビューや撮影で準備し、これらを元に記事を作成し、写真と組み合わせていきます。
このフェーズは、社史・記念誌の質を決定づける重要なプロセスです。アイワットでは、企画フェーズで確認した「目的」を達成し、どうすれば「ターゲット」に読んでもらい、心に響くのかを考えながら誌面づくりを行います。そして収集した全ての原稿・写真・資料を統合し、一貫性のあるストーリーを構築して、一冊の社史を制作しています。
概要
デザインのフェーズでは、誌面のレイアウト、カラーリング、原稿の流し込み、写真の配置などのデザイン作業を行います。出来上がった誌面から順次チェックを行っていきます。
社史・記念誌といえば、長い文章の中に写真が散りばめられた画一的な誌面の印象があるかもしれません。
しかし、編集物のレイアウトにもいくつかのパターンがあり、これらを意図的に使い分けることで、飽きずに読み進めてもらえる誌面に仕立てることができます。また広告的なビジュアル手法を用いるなどして、インパクトのあるメリハリをつけることも可能です。
アイワットでは、広報誌や報告書、ポスターやパンフレットといった多彩な制作物を扱っており、美しいレイアウトから創造的なビジュアルまで、「伝わる」専門家として、誌面をご提案します。
また、校正では誤字脱字や文法の間違いをチェックするだけでなく、内容の一貫性や事実関係の確認も行います。校正についてはお客様との協働作業になりますが、アイワットにはTV番組でも取り上げられたような専門の校正・校閲スタッフが常駐しており、お客様でも気づかない誤りを見つけ出すことが可能です。
社史・記念誌のデザインについて
概要
印刷工程は、社史・記念誌制作の最終段階であり、短納期であればあるほど、作業におけるスピードと正確さが求められます。アイワットは、自社の印刷工場を持っていますので、企画制作から校正、印刷・製本工程まで、ワンストップで徹底した進捗管理や品質管理を行い、安全安心の納品をお約束します。
詳細な打ち合わせで、使用する紙の種類や製本などの印刷仕様、部数、納期を確認し、印刷の前工程では画像補正を行い、色校正を出力して、最終チェックをします。
印刷工程では、印刷・断裁・製本などの工程ごとに進捗と品質を確認して、問題が発生した場合でも速やかに対応し、ご指定の期日と場所に間違いのない社史・記念誌をお届けいたします。
社史・記念誌を一年で成功裏に制作するためのポイントを以下にまとめます。
制作の目的とターゲットを明確にし、初期段階で全体を見渡した計画を立てることで、後々の進行がスムーズになり、高い品質の企画・表現が最後まで維持されます。前述の4つのフェーズを意識した定期的な進捗確認が必要です。
単なる史実だけではなく、出来事の背景や当事者の想いなどの情報も集めることで、読み応えのあるストーリーを作ることができます。また、文字ばかりの誌面にならないように当時の写真資料を集められるかもポイントとなります。
制作期間が短いと、「納期までにつくる」「ページを埋める」など作ることが目的になりがちです。社史・記念誌を通して何を伝えるのか、どうすれば読みたくなるのかということを念頭に置きながら誌面づくりをすることで、読者満足度の高い社史・記念誌を作ることができます。
社史・記念誌づくりには企画、原稿作成、デザイン、印刷など、慣れない工程が数多く存在します。自力で作成しても、その労力が報われず、読んでもらえないという状況が発生しがちですし、進行管理も難しいです。企画段階からプロの業者に相談をして、上手く役割分担しながら、読んでもらえる社史・記念誌づくりを進めていくことをお勧めします。
大量で多様な情報・資料から、社史・記念誌は制作されます。
一年で社史をつくるには、初期段階での目的やコンテンツを考える企画力、原稿やデザインを作るクリエイティブ力、デザインデータを形にする印刷力、どれが欠けても難しいでしょう。そして、これらが効率良く進むよう、一年にわたって進捗をコントロールしていく体制も必要です。
アイワットは社史・記念誌制作の品質と納期を一括管理し、その全工程でサポートができる会社です。アイワットなら、一年の制作期間で、あるいはもっと短い期間でも、読まれる社史・記念誌を制作することができます。ぜひご相談ください。
お客様の要望に全力で応える。品質と納期をワンストップでサポートできる。
アイワットなら、短期間で社史・記念誌が制作できます。予算・ボリュームに応じて、数カ月での社史制作や、周年事業全般のコンサルティング支援も可能です。まずはお問い合わせください。